2月 27th, 2016
「ありったけの愛を注いでくれるとうれしいな」
とつづった両親の6歳未満で逝った女の子への手紙。
今季流行したインフルエンザで脳症になり、脳死の判定を受け、
その運命を受け入れた両親と子の哀切極まりない心の慟哭が聞こえます。
Aちゃん、どうぞ天国で安らかに、ご両親をお守りください。
そして、あなたの臓器が動いている方の命を長らえさせてください。
そして、みなの幸いを分け与えてください。
そして、あなたも天国で幸せに生きてください。
両親の手紙 全文
Aちゃんが体調を崩してからお父さんとお母さん辛くてね。
毎日毎日神様にお願いしました。
目に見える物全てに、お山に行ってお願いして、川が見えればお願いして、
海に向かっても…いろいろ神社なんかも夜中に行ってお願いしました。
最後には落ちている石ころさんたちにもお願いしたんだよ。
でもね、どうしてもAちゃんとお父さんを入れ替えることはできないんだって。
もう目を覚ますことはできないんだって。
もう長くは一緒にいられないんだって。
お父さんとお母さんは辛くて辛くて、寂しくて寂しくて泣いてばかりいたけれど、
そんな時に先生からの説明でAちゃんが今のお父さんやお母さんみたいに
涙にくれて生きる希望を失っている人の、
臓器提供を受けなければ生きていけない人の希望になれることを知りました。
どうだろう?
Aちゃんはどう思う?いやかな?
お父さんやお母さんは悩んだ末、Aちゃんの臓器を困っている人に
提供することを決めました。
もしいやだったらゴメンね。
お父さんもお母さんも臓器を必要としている人がたくさんいて、
その人を見守る人たちがどんなにか辛く苦しい思いをしているか知っています。
もしその人たちにAちゃんが役に立てるなら、
それは素晴らしいことだと思ったんだよ。
一人でも人の命を救う。心を救う。
ってすごく難しいことでお父さんもできるかわからない。
だけど、とても素晴らしく、尊いことなんだよ。
もしAちゃんが人を救うことができたり、その周りの皆さんの希望になれるとしたら、
そんなにも素晴らしいことはないと思ったの。
こんなにも誇らしいことはないと思ったの。
Aちゃんが生きた証じゃないかって思ったの。
今のお父さん、お母さんみたいに苦しんでいる人が
一人でも笑顔になってくれればどんなに素晴らしいだろうと思ったの。
そして、その笑顔はお父さんやお母さんの生きる勇気にもなるんだよ。
いつも周りのみんなを笑顔にしてくれたAちゃんだから、
きっとまた世界の笑顔を増やしてくれるよね?
命は繋ぐもの。
お父さんとお母さんがAちゃんに繋いだようにAちゃんも困っている人に
命をつないでくれるかな?
願わくば、お父さんとお母さんがAちゃんにそうしたように、
AちゃんもAちゃんが繋いだその命にありったけの愛を
天国から注いでくれると嬉しいな。
お父さんより
お母さんを
もう一度
抱きしめて
そして笑顔を見せて
お母さんより
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2月 16th, 2016
梅が枝に 鳴きて移ろふ うぐひすの
羽しろたえに 沫雪(あわゆき)そ降る
〈万葉集・一八四〇〉
時は春先、
毎日散策する島田編集長が、川原の藪の中で
可憐に咲く野生のクロッカスを激写。
何とも、その白き中の白さに、感銘。
そこで、閃いた言葉が「白妙」。
妙なる白の妙。
白の深み。
純白の凄みとでも言うのでしょうか。
心は、いつもこうでありたいものです。
思い出されるのが、百人一首の
「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」
しかし、初夏の歌ではなく、今の時節、
上の万葉集の梅が枝、うぐいす、沫雪がふさわしいでしょう。
2月4日の立春、節分も過ぎ、8日の旧暦正月も過ぎ、
いよいよ、これから本格的春に向かって、すべてが律動!
さあ、みなさん、生きましょう!!!
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2月 8th, 2016
『 時空の旅人たち 』
~琵琶に舞い、沓(くつ)音に唄う~
来週日曜日、14日のバレンタイン・デーの2時に劇的な出会いが、
まほろばの2階で、待っています!題して、
「東歌(あずまうた)に、西舞(きょうのまい)」
日出る国・東(日本)の歌が、日沈む国・西(スペイン)の舞と合体する!!
(ちなみに、スペインを漢字で「西」と表記し、
東男に京女の相性の良さを言葉がけしています。)
地下洞「無限心」にて当代きっての女流琵琶奏者・黒田月水さん
奏でる平家物語、そして、創作「此花作咲弥姫」の『まろうわん』。
第二部が、2階でフラメンコの藤本美由紀さんとの即興コラボ。
どんな出会いと感動が待ち受けていることでしょう。
みなさま、お誘い合わせの上、ご参加ください。
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2月 7th, 2016
あぁ!何とか間に合った!!!
バレンタイン・ディーに。
「Sarah/サラ」はできなかったけど、
「知古摩訶/チョコマカ」はできた!!
そのストーリーをお読みください。
バレンタインに、カップル誕生の予感!?
世界初の試み!!
「チョコ」と「羊羹」が合体!
和洋の出会い!!
彼と彼女は一心一体!!!
チョコ羊羹「知古摩訶」試作販売!!!
できるかもしれない?できないかもしれない??
バレンタインチョコ「サラ」は、ついに出来ない仕舞いで、
代わりにチョコ羊羹「知古摩訶」ができてしまいました!!
何と、羊羹にカカオビーンズをドッキング!!
和洋折衷の新しい時代を開く菓子の提案です。
しかも、チョコはクーベルチュールや出来合いのチョコを溶かしたものでなく、
カカオビーンズをストレートに加工したものです。
そして、羊羹はフランスで修行したパテシエ、金兵美絵子さんの手製。
老茶人が第一級の折り紙を付けた珠玉の羊羹です。
もちろん、原料は「畑の鉄人」北見の伊藤秀幸さんの自然農法の小豆。
「ひふみ糖」「七五三塩」「無双寒天」そして「エリクサー水」。
よりシンプルに、よりダイナミックに、新たな地平線を開く和洋菓子の逸品!
それを名付けて「知古摩訶」、読んで「チョコマカ」。
明治期の「知古齢糖/チョコレート」から、
古きより新しきを知る摩訶不思議な逸品。
「知古摩訶」こそ、お二人の絆を、
固く深く繋ぎとめるキューピットとなるに違いありません。
(詳しい内容は、3月に発表します)
材料:伊藤さんの自然農法小豆、ひふみ糖、七五三塩、寒天、エリクサー水
ガーナ、マダガスカル、パプアニューギニア、ベトナム各種カカオビーンズ。
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2月 7th, 2016
2月の売り出し「ツキの市」「ありがとう市」「ついてる市」も、
あと2時間半で終了!
1週間早い特売に関わらず、多数の皆さまにお越し戴いて、
感謝申し上げます。
雪祭り期間中でもあり、旅行客の多い札幌であります。
遅きに失した感があります、お越しになれるお客様は、
大急ぎご来店のほどを、お待ち申し上げております。
やんじー&アグネスによる「衣展」は二階にて、明日まで行っております。
各メーカー、多数取り揃えております。
どうぞ、ご来店のほどを、お待ち申し上げております。
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2月 7th, 2016
( 1985年頃の内山さん)
30年前、南校の向かいで、内山さんが開いていた自然食品店三健さん。
良心的な品揃えで、よく利用させて戴きました。
先輩として良き範を示して下さり、ありがとうございました。
沖ヨガの先達としても、悠悠自適の哲学仙人の境地で、
人生の大切なことを説いて下さいました。
きっとあの世界に逝かれましても、
何事にも捉われることなく説法されていることでしょう。
そのうちに、私も参りますので、席を空けて置いてください。
ただただ、お疲れ様でした。
従容としてこれからをお愉しみ下さい。
内山英郎さまへ
まほろば 宮下周平
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2月 5th, 2016
本田水産・貝類担当の佐藤大輔君に,
「今日は、スゴイのあります!!」
行って見ると、ビックリ仰天!
デカイ!こんなの初めて!!
帆立貝一枚が、何と1kgもある。
野付で獲れる天然物!!
自然のダイナミズムを感じられる一品だ。
このジャンボホタテを「白扇」と呼ぶそう。
本当に扇を開いたようですね。
野付湾は砂嘴(さし)と呼ばれるクチバシ状の地形。
海と山と森の恵で育つプランクトンが豊富な穏やかな内海。
海水と陸からの川水が混ざり、冬には流氷が流れ込む。
その為に、一年中、色々な海の幸に恵まれる。
ことに、野付湾に面する出入り口の尾岱沼は、奇跡とも言える漁港。
ホタテの他、春夏にはえびや貝類、秋には秋鮭と魚介、
冬になると帆立、氷下魚(コマイ)などが。
ホタテ漁は冬に始まり、春先、4月からホタテの旬!!
ジャンボ帆立は地元の人たちだけが知っている秘密の帆立だったのです 。
ジャンボ帆立 1枚 ¥580
そのほか、今朝の特筆。
一本締めの「関ぶり」。
あの「関アジ」「関さば」で有名な大分の豊後水道で獲れた天然ぶり。
一口試食、これは、スゴイ!
唸るほど、歯応え確り、旨味抜群、
めったに入荷しない極上の「関ぶり」をどうぞ。
100g ¥400
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2月 4th, 2016
http://www.hmv.co.jp/artist_%E9%AB%98%E5%B6%BA%E7%99%BE%E5%90%88%E5%AD%90_000000000651504/item_%E6%AF%8D%E3%81%94%E3%81%93%E3%82%8D_6784829 (YZIM5005)
びっくりです!!
昨日3日、今年90歳になられる後藤吉助翁が、晴れてCD全国デビューを果たしました。
3年で、宿願を果たしました。
一昨年は、全国のカラオケ・ジャスラックに持ち歌が登録され、
昨年は、日本作詞家協会の会員になられ、作曲家としてもデビュー。
あの大家、船村徹先生や星野哲郎先生と肩を並べられる世界に入ったことを誇りに思っておられます。
作詞、作曲、そして歌手としても、まさに大正生まれのシンガーソングライターの登場です!!!
お付き合いが始まって、足掛け6年。
その間に、卒寿のおじいさんが、意気軒昂に次々と夢を実現するする姿を見て唖然とするばかりです。
すごいことです!!!
夢を抱くこと、それを追いかけること、そして実現することに、年齢はないんですね!
すべては、母から始まり、母で終える。
その「母を慕い讃える歌」を世界にヒットさせると、今張り切っておられます。
応援しましょう!
学びましょう!!
http://www12.atpages.jp/dreambig/index.html
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2月 3rd, 2016
今朝のミーテイング、みんなで叫びました。
「 鬼 は 内 !!
福 は 外 !!!」
なんだか違いますけど、イイ気持ちしません?
長い歴史が、今日逆転して、
この節分で新時代が始まったような気がしました。
子供の頃、鬼さん追い出されて、この雪の寒い中かわいそうになー、
自分の家ばかり、幸せでいいのかなー、
って、思ったことありませんか?
子供心は正直だから、何かが違うって感じていたのだと思います。
ちょっと、今朝そんなことを思い出しました。
鬼と福を相対的に対立的に見ていたことで、
何時までも、不幸の環から逃れられないのではないかと。
鬼だって、憎まれたくないでしょう。
鬼だって、仏の子でしょう。
だったら、僕らの兄弟なはずです。
それなら、家に招いて、一緒にコタツに入って、アツアツの焼きたてのお餅でもご馳走したいね。
あのおっかない顔が、ニコニコ顔になるよ。
うれしいね。たのしいね。
福は、外にバラまけばいいんだよ。
みんな少しでも福の神が付くように、あげちゃえばいいんだよ。
外が幸せになったら、内だって幸せになるじゃない。明るくなるじゃない。
外が先で、内は後なんだ。
人が先で、自分はあと。
だから、「福は内」でなくて「福は外」。
「鬼は外、福は内」だったら、いつまでも戦いは止まないよ。でも、
「鬼は内、福は外」だったら、いつのまにか、どこもかしこも平和になっちゃうね。
いいね。いいね。うれしいね。ありがたいね。
も一度、言うよ。
「 鬼 は 内 !!
福 は 外 !!!」
Posted by mahoroba,
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