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まほろば自然農園
 
     

2008年の農園スタッフで記念撮影。
今年もまほろば農園をよろしくお願い致します。
(じゃがいも畑を背にして)

農園は大忙し

 雨が降ったり止んだりした後、急に温度が高くなったので、作物より草のほうが早く伸びてしまい、草は共生どころか太陽をさえぎり、風通しを悪くし、作物の肥料を横取りする悪者になってしまいました。
どこから手をつけたらよいのか、毎日悩んでしまいます。  

きゅうりも花をつけて、収穫まであとわずか…。

 
 たくさん植えた花豆やうずら豆、とら豆、ささげ、いんげんもツルが上がってしまい、早く支柱をつけないと大変なことになります。

トマトやきゅうりの脇芽かきやネットにテーピングもしなければ、かぜにゆらゆら揺れているし、ナスやピーマン、ししとう、なんばんも脇芽かきや支柱立ても一部しか終わっていないし、青菜類も次から次へと種まきしなければ途切れることなく店出しすることができないし、また、秋野菜も種まきしなければ、キャベツや白菜が雪が降るようになってもなかなか巻いてくれないし…。

 でも、この忙しさは今に始まったことではなく、年中こんな感じで追い立てられています。


スタッフ総出でかぼちゃの摘芯作業中です。

 なにしろシーズン通して160種類以上の野菜を、必要に応じて供給していくというのは、ほんとうに大変なことなのです。

いっぺんに出来ても困るのです。需要に応じて少しずつ、少しずつ、切れ目なく…です。
   

 
 
 特に気温の高いときは、もうそろそろ収穫かなと思って、良く見ると、ほうれん草などはもう、トウが立っていたりします。
なかなか思い通りには行きません。  




農園スタッフの紹介

 そんな中で、毎日一生懸命頑張ってくれている農園スタッフのご紹介です。

 考えてみれば、今年はまだ一度もしていませんでした。
 
まずは、チーフの福田君からです。
何度も紹介しているので、少し省略しますが、新しいニュースは、彼はかわいい奥さんと結婚して、4月から新居を構え(借家ですが)新婚さんになりました。
もともと責任感の強い人でしたが、結婚してさらにしっかりして来ました。
頼もしい限りです。

農園チーフ、新婚さんの福田君。はりきってます!



農園の新入(?)社員、西岡さん。

次に、新入社員の西岡さんです。

 西岡さんは、長年まほろばのお客様でした。
建築関係の要職にあり、定年退職されたことを知ったので、人手も足りないこともあり、まほろば農園で働いてくださるようお願い致しました。
 
 喜んで受けてくださり、7月12日付で社員デビューすることになりました。食や環境について、しっかりした考え方を持たれた信頼できる方です。
反面とても優しくて、農園で捕まえたネズミ(トマトやナスの苗がかじられたのでネズミ捕りを仕掛けました)を殺すに忍びず、人様の迷惑にならない遠くまで連れて行って離していました。
福田君とあわせて社員が二人になりました。






元コンピューターのエンジニアから華麗なる転身、南君。

次は、研修生の南君です。

 彼はコンピューターのシステム開発の会社で勤務していましたが、息子さんの誕生をきっかけに、自然にかかわる仕事をしたくなり、転職されました。

頭脳労働からいきなり肉体労働で、体がびっくりしていると思いますが、真面目に一生懸命頑張ってくれています。
 やはり父親は違います。
冬の農閑期に、何度もミーティングをしていたのですが、その際に出されたお茶菓子や果物を、一口も口をつけないで残すのです。 聞いてみると、授乳中の奥さんに持って帰って食べさせてあげたいからとのこと。
これが彼の鮮烈デビューでした。




次も研修生の奥塚えみちゃんです。  

 彼女は、去年の春、宮城大学の教育学部を卒業し、まほろばの研修生になりたかったのですが、去年はもう募集を締め切った後だったので、今年からになりました。

 彼女は失われかけている農山村、漁村や、日本の第一次産業のあり方を見つめ直していく中で、食と生活や環境の根本義を問い直そうとしています。

おっとりして見えるけれど、しっかりした考えを持つ奥塚えみちゃん。
 こう書くと何か難しそうですが、かわいくて心やさしい女の子でもあります。
大豆やささげ、いんげんの種まき(ポットに)を頼んだら、手のひらに包んで「健やかに育ってくれますように」とブツブツ独り言を言いながら植えていました。 きっと今年の豆類はおいしいと思います。

心優しくかわいい「乙女の祈り」が込められているのですから。



タイムの花




春先は農園でテント生活をしたツワモノ、穂積くん。


次も5月から研修生の穂積君です。  

 彼は上記の研修生2人を採用したあと、研修生になりたいと言って来たので、やむなく断りました。

ところが0-1テストを習いたいのでボランティアでもよいからとニセコから軽トラで通ってくるのです。
 そして3〜4日、農園にキャンプし(まだ4月は大変に寒かった)、またニセコに帰りを繰り返していました。でも何時来るか、来ないか分からないので農園が忙しくなった事もあり、“アルバイト料を払うから、お願いね”と言うとまた熱心に働いてくれました。
誠実に熱心に働いてくれるので、ついに5月から研修生に昇格しました。「う〜ん」何でも一生懸命やるものですね〜〜!

 彼のテント姿は農園便り前号と主人のブログにも紹介されました。 ただ今、花嫁募集中です。とても心やさしい青年です。




後はパートの甲賀さんと大島さんです。

 甲賀さんは、週4日朝8時頃から、1時頃まで来てくれています。

 大島さんは、週6日朝6時〜12時までです。

主として収穫や草とり、定植を担当してもらっています。
手先の細かい仕事等はやはり女性の方が得意で要領よく働いてくれています。
 

今年も活躍してくれている甲賀さん。

今年から農園デビューの大島さん

去年に続き今年も頑張ります。よろこびの家さんから奥村さん。

 それと、前にもご紹介した「よろこびの家」の奥村さん、週5〜6日位午前中だけですが、やる気満々です。

まほろば農園のこかぶがおいしいからと言うので、また外品をあげるとおみそ汁にして30杯も飲んだと言うのです!!
 それから、まほろばファンになり、お味噌を買ったり、小松菜を買ったりしたそうです。
「そんな、農園で働いているんだから、小松菜は農園から持って行ったら」といくら言っても、律儀にまほろばからお買物をしているようです。



メークインよりも濃い紫色のきれいな、アンデスレッドが花ざかりです。



最後にアルバイトの熊木君

 2年前の研修生だった人ですが、週一位の割合で手伝いに来てくれています。

要領も分かっているので、何でもそつなく手早くこなしてくれて、忙しい時に彼が来てくれると本当に嬉しくなります。  
 
  以上、まほろば農園は、この人たち9人と私の10人で営んでいます。

すっかりベテラン。熊木君
  お昼休みなど、いつも汚い、汗臭い格好でまほろば本店の中をうろうろとお買物をしている人がいたら、きっと農園スタッフです。

私もいつも、本店に2回目の配達をした後、お買物をしているので本当に汚い姿です。

 この間、レジが余りに混んでいるので(いつもお客様優先で私は後に回るようにしているので)これは待っていたら、いつになるか分からないと思って、お買物商品のバーコードを外して紙に貼り付けていました。 後でレジをしてもらおうと思い・・・ところが、フト気づくと、汚い格好の私の行動が挙動不審に思われたお客様が、不審の目でどうしようかとあせって居られました。
私がレジの人に人にバーコードを貼り付けた紙を横からそれとなく渡して「これ、後で打っておいてね」と言うと余計不思議そうな顔でした。本当に申し訳ありません。実は私なのでした。

余り店頭に出ない私は知らないお客様の方が多くなっているので、余り疑われるような行動はすべきでないと深く反省しました。





水やり作業中の西岡さん

今年はたくさんスイカと かぼちゃを植えました。  


新しく借りた2町6反(2,6ヘクタール)の畑は、今までのどの畑よりも人気のない桃源郷のような所です。

20年間も牧草しか植えてなかった畑で(石灰しかあげてなかった)、その一番奥の高い所にスイカを植えました。

土地が広いので去年よりスイカもかぼちゃもたくさん植えました。
あとはおいしく出来ますように!!



黒もちとうきびも植えました。  

  去年は旱ばつで発芽できなかった黒もちとうきびも、まだ自家採取の種が残っていたので、あるだけ全部植えました。草に埋もれて、無くなってしまいそうなところで危機一髪、草取り出来て、幸せそうな光を浴びています。  

自家採種の種取用の菜花たちが花盛り。

驚くほどの根強い人気のある昔なつかしい黒もちとうきびの種を絶やさないようにしなくては・・・。でも、ちょっと種が古いせいか、生え方がまばらです。



広〜い第5農場にはスイカやかぼちゃを植えました。作業に追われるスタッフたち!



人参もたくさん植えました。
 
 人参も去年の倍くらい植えたでしょうか。
不耕起のところと半耕起のところと作りましたが、いずれも元気に育っています。
これから、間引きや葉つき人参を出荷していく予定です。
根元が一本で、上が二本になっている人参がありました。
農園スタッフにあげることにしましたが、一本しかなかったので全員で童心に帰ってじゃんけんしました。
最後に3人で勝負になりました。ところが、何回やっても皆同じで、なかなか勝負がつきません。3人が5〜6回やっても同じというこの確率! 一回ごとに大笑いしながら、けっこう真剣にやっていました。

「忙中閑あり」 朝のミーティング後の農園風景でした。



人参畑


 


もうすぐ出荷のにんにく


7月20日頃から新にんにく出荷

 もう大分葉っぱが枯れて黄色くなってきました。
乾燥させないで食べる新にんにくは、にんにく特有のクドさや嫌味がなく、透明できれいで、本当においしいものです。
去年より少し多めにあると思います。  

人気の黒もちとうきび

 
  主人が韓国に行った時、有機の農園からもらって来た在来原種にんにくは、皮の色が少し薄紫で、形が小さく、収量があがらないのですが、0−1テストでは最高にパワーがあるので、7年位自家採種して、採算を度外視して作っています。
 
あと国産の有機のニンニクも7年位、自家採取して作っています。  2種類共、今年は去年より少し大きめに作っていると思います。  

お楽しみに・・・。


青菜類もおいしい季節です。
セロリ苗の出荷

 セロリの苗をいっぱい作ったのに、植えるヒマがありません。

それで少し家庭菜園用に販売しようと思います。
狭い家庭菜園のこと、まだ植える場所が残っておりますでしょうか?
(固定種の種を毎年、自家採取したものです)


もうすぐ出荷、ズッキーニ  

  見ると小さい実がたくさんついています。
ズッキーニの固定種はなかなかないのですが、毎年、フランスに長期滞在されている優雅なお客様がいらして、シュタイナーのバイオダイナミック農法の種を持ち帰って下さいました。
(それ以外の種も・・・・いつもありがとうございます。)  

 数年前から、自家採取を続けているのですが、どうも、ズッキーニはイエローの方が優性で、一緒に植えると、ほとんど次の年にはイエローになってしまいます。 去年も今年もグリーンしか植えていないのですが、また黄色の小さい実がいっぱいついています。
メンデルの法則は一体どうなっているのでしょう。
 
 まほろば農園の苗を買われたお客様、イエローだったら申し訳ありません。


            そら豆
 
     小松菜

かわいいレタスの赤ちゃん。



カモミールも満開です。



      2008年7月号
   

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