「まほろば」は、昭和 58 年 12 月の開業以来、 22 年間、北国札幌の総合自然食品として歩んで参りました。

今では、アイテム数 3000 品目を超え、単に自然食品に限らず、健康と安全に配慮した生活スタイルを確立するために必要な品揃えがほぼ完備出来るようになりました。

仕入れの基準は 0−1テスト（次項参照）で合格したものに限り、その農家や生産・加工業者は国内外で膨大な数にのぼります。

また、本店より 10 分の裏山に、 8 町歩ほどの 畑をもち、年間 160 種類以上の作物を生産しております。美味しく、生命力に富んだ新鮮な朝どり野菜を毎日供給し、年々人気上昇中です。（自家採取・露地栽培・完全無農薬無化学肥料）

また、その豊かな素材を加工する工房や、料理を出すレストラン「ビオ・ソフテリア（現在一時休業中）、パンやケーキを焼くベーカリー「 phoenix/フェニクス 」も店内に併設しており、小さいながらも、豊かな食の循環が見えて参りました。

これらは、老子が説く平和の原理「小国寡民」の自給自足・地産地消の最小モデルを、生産、流通、消費の地域循環型として、ここに実現したものです。

さらに、浄活水器「エリクサー」を自主制作しており、多くの不思議な現象、確かなデーターで世界的な評価も得ております。

その中でも、牛乳にエリクサー水を入れるとチーズ（ ti-tie ）が出来る発見があり、国内外の特許を取得しました。
またその水から世界初細菌由来の凝乳酵素も発見。道からの補助金を得、産学官共同研究を経て、国内では産官共同で国内特許を取得し、独自に国際特許も取得しております。 BSE 問題のあるカーフレンネットでも、遺伝子組み換え酵素でもない、安全性の高い第三の凝乳酵素として注目を集めております。

またその他、 0−1テストによって天然、オーガニックののみの原材料で創られた香水、化粧品、健康食品、調味料など様々なオリジナル商品を世に送り出しています。

また毎週発行する「まほろばだより」は一回に 2 〜 10 枚もの情報を 20 年間出し続け、 3,000 号以上を刊行してお客様との絆としております。毎月、講演会・演奏会などのイヴェントも開催してコミュニケーションを図り、広く啓蒙活動を行っております。

治療室「ホロスの丘」ではさまざまな施術を、本のコーナー「 葦編 ( いへん ) 三絶 ( さんぜつ ) 」では自然・ 農業・食・ 環境に関する本を、 クラフトコーナー「 満朔 ( まんさく ) 」では陶器や写真、工芸品を、それぞれ扱っており、地下の「 Saint Cave 　無限心庵」は瞑想的 枯山水として憩えます。

単に、自然食品という物の売買に終始するのではなく、生産と消費、食と文化、身体と霊性、人間と宇宙という各要素が全体で有機的に連なり、互いが相補、相乗効果をもたらせながら、生活全体の広がりと質の向上、自然への回帰、世界の融合を緩やかに目指すものです。

「まほろば」とは最もすばらしい地を表す古語で、また中心というべき意味もあります。つまり懐かしい心の故郷、我が家、地域、さらに国を 、裾からまた 中から作り直すことを目指すものです。

平成 18 年 1 月には、農水省の外郭団体である（財）食品流通構造改善促進機構から全国優良小売店コンクールで「会長賞」も戴き、自然食品店としては、日本で初めて公的機関から社会的に客観的な評価を戴きました。

これからも、皆様が健康で平和な家庭や社会を築かれる中で、わずかながらでも末永くお役に立てるまほろばでありたいと願っております。