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身土不二・地産地消の思想から自給自足をめざし、地域との繋がりを大切にする立場。
また、国境を越えて同じ理想や目的を持つ生産者たちとの交流も図るグローバルな立場。
まほろばは、その両立相補のバランスが大切と考えています。
日本の農業や製造業を守り育てる立場から、国内産を優先的に扱って行くことは大切なことです。 |
しかし、国内産なら農薬や添加物があっても良いわけではありません。
(国内産に有機がない場合は、外国産の有機の物を取り扱う場合もあります)
日本も安全な食物を供給できる農業・加工業を目指すという方向性の中で、海外の生産者と安全性や質の向上で競争していくこと、単なる民族主義ではない、もう一歩高いレベルでの交流と競争を目指すことが、今の日本にとって一番大切なことだと考えられます。実際にはJAS法の制定で、農産物や加工食品の質の向上が図られ、国際競争力は向上してきました。 |
まほろばでは、有機でなくても、比較的安全な国内産の物も必ず置くようにしており、また有機で国内産の物も、おおむね定価は通常より高いのですが、必ず品揃えするようにしています。
まほろばでは月一回の感謝デーの日には、これら有機食品の普及を図るため、できる限り割り引きしてお客様にご利用していただけるよう努力しております。
国内の有機農産物や加工食品を生産する方々が生活して行けるためにも、お客様の立場からも家計の許す範囲で協力して戴ければ、ありがたいと思います。生産者たちも、一生懸命努力されているからです。
経済の論理ではなく、いかに環境を破壊せず、エネルギーを使わず、健康に役立つ安全な物を作れるかという共通の理念の下で、世界中の人々が競争して行く。そしてこの競争は環境や安全を守ろうとする多勢の人たちによって、結果として経済的に支えられていく。
それが、まほろばの理想であり、店作りであり、商品構成であります。
そのために、自ら生産部門をもち、直営自然農場や、レストランやオリジナル商品の開発に取り組んでいる理由でもある訳です。
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