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まほろば自然農園
 
 
   


     
     ついに本格的な冬を向かえ、農園もすっかり冬籠りです。残るは、雪の下に貯蔵した大根が少々(今年中位)のみです。色んな事がありましたが、過ぎてみればあっという間のことでした。

 一番嬉しかったのは、農薬や添加物に(想像を絶するほど)敏感な化学物質過敏症の方たちが、まほろば農園の野菜なら大丈夫と言って選んで下さったことです。

 さらに、福島の被災地のお母さんたちのグループが、子供たちに放射能汚染された野菜を食べさせたくないと、まほろば農園の野菜を選んでくれました。

   

 
     無農薬・無化学肥料・自家採種+0−1テスト農法は、多くの方に支持されていると言う実感と自信を深めることができました。
 私たちの作った野菜が誰かの為に役立ち、喜ばれ、求められていると言うこと、評価されているということ、こんな嬉しいことはありません。本当に感謝です。
 


     しかし、その一方で、理想的な農業を追求することは、背負いきれないほどの累積赤字を抱えてしまいました。

 思い切った構造改革が求められています。
さらなる商品の安全性と、質の向上を図りながら、効率化を勧めるために、思い切って、栽培品目を厳選していく必要があります。少量多品目が非効率の原因になっている部分が大きいからです。

     

   
 
 
   

 また、農園で収穫できるものを、加工して商品化することも、長男の発想と協力で実現しようとしています。

 今年は、試験的に、雲南百薬と、シシトウの葉っぱと多少の茎をエリクサーのセラミックで焙煎した、「雲南百薬茶」と、「唐獅子(からじし)茶」が年末に発売できることになりました。
 
 これらは、安全で健康に良いばかりでなく、驚くほど味わいも深く、最高の出来と思います。(親ばかでしょうか?)

 
   

 
     また、贈答用としても十分使えるように、包装やデザインにも拘りました。

 雲南百薬茶と、唐獅子(からじし)茶の字とお茶のシンボルマークは主人が頼まれて書きましたが、 年末の忙しい時に、長男のイメージに合うように何度も書き直させられて大変でした。

 その上、私や弟までが一緒になって評定するので、何とも気の毒な事でした。
でも、結果が良ければすべて良しと致しましょう。

   

 
   

 しかし、今まで主人が一人で手がけてきた、遅遅として進まない商品開発の部分が、これからは、子供達が参加してくれることによって、スピードアップしていくと思います。

 まほろばでしか創れないような、皆様に喜ばれ、長く愛される商品を親子で創っていってくれることを期待しています。
 
 来年には、どこにもない究極の「七味唐辛子」を創るべく、研鑽を重ねています。ご期待下さい。

 

 

 
     そんなこんなで一年はあっという間に過ぎ、年の瀬を迎えることになりました。

 まほろば農園の野菜たちを愛して下さるお客様たちの声を励みに、質問やクレームもしっかり受け止めて、すべてに感謝して今年を終わりたいと思います。
 
 本当にありがとうございました。




       

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