こんな事を書いている間に今晩(4/2日)また台風まがいの大風が吹くそうです。 まだまだ、4月、5月くらいまでは、突風が吹くことがあるので要注意です。
4月の感謝デーには間に合いませんが、半ば頃から、待ちに待ったハウスの青菜類の収獲が始まります。さて、今年の出来栄えはいかかでしょうか? 私は収獲が始まる頃から手伝いに行く予定です。 ちょうど露地の雪も融けて、忙しくなるからです。
今年は、私は苗作りには一切口出ししなかったのですが、福田君が頑張ってくれて、しっかりした苗が育っています。 今までの経験の集大成のような苗です。
肥料は天然のミネラルしか上げてないのに、がっちりとしたよい苗です。 どんなトマトが出来るか楽しみです。
寒いのに水分を上げると根腐れするので、0−1テストすると要らないとでるのです。 肥料は、水分と共に吸収されるので、水分の供給が少ないと、大きくなれません。
ピーマンは、自分に与えられた環境の中で、精一杯生きているのですね。 でも、日当りの良い第3農場に定植して上げると、グングン伸びてくれます。 年々病気や乾燥に強くなっているのですが、もともと、ピーマンは病気に強く、放っておいても育つほど丈夫なのです。
そして、5月初め頃から、露地の菜花の収獲です。 厳寒の長い冬を雪の下で耐え抜いてきた菜花や、ニラ、みつ葉などは、山菜や野草に似た風味と味わいがあり、私たちの命も、生き生きと蘇らせてくれます。 まだまだ、身を切るような寒さの時もあれば、太陽があれば、タンポポも咲き、土の匂いがムンムンするような、そんな所でグングン伸びてくる菜花は、"生命"というものをダイレクトに感じさせてくれる力を持っています。 そんなことを考えていられるのは家の中だけで、今日はまた、窓の外は春2番の雪と強風で、本格的な春はまだまだ夢の中です。