大貫さん、磯さん、土井さんと一緒に、かぶの草取りをしながら、バカ正直な私はいきなりぶしつけに大貫さんに話しかけました。
私:
「あの、実を言うと、私音楽が嫌いなんです。
大概の音楽はうるさくて疲れるんです。
いいなと思うものでも、また聞きたいと思うものがなかなかないんですね。農園の自然の音楽の方がよほどいいんです。
でも、今日始めて大貫さんのアルバムを聞かせて戴いたんですけど、気負いがなくて、うるさくない、疲れないんですね。
心地よくて飽きないんです。
単純に素朴なものは色々あると思うけど、大貫さんの歌はインテリジェンスで洗練されたワンランク上の素朴さという感じですね。(我を含みつつ)我がないので、スッと自然に抵抗なく溶け込んで、透明なんですよね。境地が違うんですよね」
音楽の事など何も知らないくせに、私は誉めてるのか、生意気に大変失礼なことを言っているのか、途中から分からなくなってしまいました。
大貫さん:
「まさに、それが私の目指している境地なんです。
分かってくれる人がいて、来た甲斐がありました。
うるさくて疲れる音楽と言うのは、自我の表現だからなんですよね。」
私:
「透明と言うのはなかなか到達しない境地です。
そんな音楽はなかなかないですよね。
男性はなかなか透明になれないです。
自己顕示欲が強いからでしょうかしらね?
透明と言うのは、何もないことではなくて、すべてを含んで透明でなくては魅力がありません。
女性は大地に根ざした母性があるから違うんでしょうね。」
男性の方々、勝手なことばかり書いてスミマセン。
主人がありのままに書けと言うものでツイ・・・・・
坂本龍一さんとも仕事仲間で、お友達で、環境問題に真剣に取り組んでおられる運動仲間で(反原発も熱心に取り組んでおられます)、ご自分で食べるお米はご自分で作っておられる自給派です。
秋田県で作られた有機栽培の自給自足米、戴いてしまいました。
坂本龍一さんとのコラボアルバム、まほろばでも取り扱うことになりました。
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