毎年、秋から冬にかけて、もっと良質のカブが出荷できるのですが、今年は、最初の頃のカブは平べったく形が悪くなりました。
後から植えたのは、形は良いものの、白カブの種と思って播いたら、パープルトップアンダーホワイトの種だったので、白カブがほとんどありませんでした。
しかも例年と違う、土がまだよく出来ていない第5農場に植えたのと、最初の頃は残暑が長かったので、病気や虫は付かないものの、なんとなく、硬めのカブでした。
カブは早めに堆肥を入れたり、雑草を鋤きこんで置かないと形が悪くなるのですが、間に合わなくなって慌てて堆肥を入れずに作ったので、余計硬くなったものと思います。もっともっと、堆肥やアルカリ性のミネラルを投入しなければ、カブは難しいようです。
カブばかりでなく、カブの上に播いた小松菜も、部分部分で黄色くなり、出荷できませんでしたので、相当の土壌改良が必要と思います。
なにしろ、第5農場は、最初は草も満足に生えない土地でした。生えてもすぐ黄色くなって、伸びることが出来ませんでした。
土地の人の話によると、鉄分の非常に多い土地で、水溜りが茶色くなるほどだったそうです。
それでも早くから借りている第1、第2、第4農場は、小松菜はもちろんの事、ほうれん草も取れるようになっていますから、ずいぶんと改良されたものです。