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まほろば自然農園
 
   

     
   

"敷島の 大和心を人問はば 
       朝日に匂ふ 山桜花"


 ソメイヨシノは、桜の花が絶えることなく、にぎやかに咲いているのが綺麗だけれど、山桜は、里山のところどころに、忘れたように咲いているのが美しいものです。
 ソメイヨシノは、最初、花ばかりがにぎやかに咲いて、花が散った後から葉っぱが出てくるけれど、山桜は、花と葉っぱがほぼ同時に出てきます。そのせいか、花も小さく、香りも控えめで、なんとなく存在感がうすいところがあります。

 そんな山桜が、都会から離れた山里で、芽吹き始めた木々に囲まれて、清涼な空気の中、つかの間、透明な朝日に照らし出された時、何とも言えない初々しい気品とやさしさがあるのです。



 


     一説によると、本居宣長は、朝日に映える美しい山桜が大和心である、と詠んだのではなく、そのような状況の山桜を美しいと感じる感性が、大和心だと、日本人の美意識を詠んだのだそうです。

 こぶしの白い花も、山桜と同じように、ところどころに咲いて、さらに華やかではないけれど、お互いを少しだけ際立たせ、小別沢の里山は、今、春爛漫といったところです。
その里山の自然を、何時までも壊すことなく、保全して行こうという動きが、今、小別沢の中から目覚めつつある所です。
まほろばも出来るだけの応援をして行きたいと思っています。

   
 
 
   

 大体5月の感謝デーで、ハウスの青菜類はほぼ終わります。

ほうれん草は、昨日(5月7日)でなくなりました。
あとは、春菊と絹サヤが残り、もしかしたら、サニーレタスと美味タス(半結球レタス)が少し残るかもしれません。
 
 ハウスのスナックえんどうは、もう少し収穫が遅れそうです。一方で、露地の小松菜の菜花が増えてくる予定です。後は、今発芽したばかりの露地の青菜類や、かぶ、人参が成長するまで、しばらく、品薄状態が続きます。
今年は、雪融けの後、雨が余りにも少ないので、気温が高くても、露地のニラがなかなか育ってくれません。




 
   

 
   

 お隣の畑の我満さんの葉ネギの出荷が始まりました。無農薬・無化学肥料で作ってくれています。
ネギヌタが美味しいと思います。
細くて処理が大変なので、今年は、もう少し太く作ってくれるように頼みました。太くといっても、もともと小ネギなので、限界がありますが、去年より少し太くなったようです。

 これから、ネギにトウが立ってくるまで出荷が続きます。トウが立ってくると、堅くなってくるので、柔らかい内に、お召し上がりくださいませ。




 

 

 
     野生児の福田君が、農園の山から取ってきた山菜や、自然農法の実験農場にしている一区画、一面に群生しているヨモギなど、少しずつ出荷してくれています。


 ニュースで、クマに襲われた話などひんぱんにあるので、怖がって、今年は、山菜を取る人が減って、市場でもあまり出荷がないのだそうです。

 小別沢でも毎年クマが出ているので、福田君にその話をして、余り無理をしないようにといったのですが、「それは本物の山菜取りじゃないですね」
などど言って取り合ってくれません。
そんな強がっている人が危ないんじゃないの?・・・・・・


 
   

 


 今年は、急に鹿の足跡が多くなり、人のいない夜に、ビニールマルチをした所まで歩き回ってくれて、穴も空いてしまいました。

 去年の春は、絹サヤエンドウの新芽を食べられたので、定植したばかりの絹サヤや、スナックエンドウ、グリーンピースは要注意です。



 あるいは、農薬や化学肥料を使わない事が有機農法と考えられ、有機JAS法もそこに基準を置いていますが、考え方が慣行農法に近い有機農法もあるようです。
さしずめ、まほろば農園は何農法でしょうか?

慣行農法でない事は確かですが、自然農法とも有機農法とも言えません。


 
 去年の秋には、カボチャや、枝豆(全滅)も食べられたし、最後の方になると、キャベツや、大根までかじっていたし、冬には、雪の下に貯蔵した大根までかじっていました。

 全滅の大豆以外は、どうにか共存できる程度の被害ですが、だんだん頭数が増えている様子で、真剣に対処する必要がありそうです。
野生児の福田君が、山に入って、山菜か、きのこ取りか忘れたけれど、その時に、雄鹿の角と骨を見つけて来ました。

そして、角で迫力のあるペンダントを作って、あの福田君がサングラスと一緒につけると、ちょっと引いてしまいそうです。
ちょっと、福田君のことばかり書き過ぎたので、話題を変えることに致します。


 
   

 
   

 

 

 

 第6農場のプラム(2本)と、りんごの木(1本)は、自宅の庭から移植して今年で5年目になります。

 
 一昨年まで何も肥料は要らないと出たので何もあげませんでした。『奇蹟のりんご』の木村さんの言われるように、やはり肥料は要らないのかと思い始めていました。

そして、3年目にして、プラムにいっぱい実が付いたのですが、最後の方に尻腐れ病になって落ちてしまいました。味も美味しくありませんでした。
4年目の去年の春は、ぼかし肥料(ブラドミン)と貝化石カルシウムと草木灰がほんの少し必要でした。肥料も上げたし、さぞかし美味しい実が一杯つくのでは、と期待していたのですが、ほとんど実が付きませんでした。

 今年は、5月になって、肥料がいるかどうか実験してみましたが、何も要らないそうです。
次は、花が咲き、実がつき始めた時に、また実験してみようかなと思っています。

りんごの木は、まだ小さいので、まだ、実がつくほどではありませんし、肥料も要りません。

 さて、今年はどんなプラムが出来るのか楽しみです。




 
       

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