エリクサースキンケアシリーズ
まほろば「エリクサー水」をベースに、さまざまなハーブや生薬、注目の天然抗酸化成分ピクノジェノールなどを配合した、100%天然の自然化粧品。従来の化粧品と違う新たな化粧品理論に挑戦した画期的なスキンケアシリーズです。
エリクサーローション(化粧水) 0-1テストで設計した「エリクサー」スキンケアシリーズ。「エリクサークリーム」をベースに抗菌防腐効果のある「まほろばエリクサー水」による化粧水。エリクサー水中の微生物が酵素活性や甦生力を促し、さわやかで潤いのある肌を保ちます。
エリクサースキンケア、新しい化粧品理論と実際
現在では、化粧品の分野でも、作る側にも、使う側にも安全志向が 強まり、少数ですが原材料がすべて天然で、人工色素や香料、防腐剤、乳化剤等々を使っていない物も出まわるようになってきました。 まほろばでは、自然化粧品の中でもよりよい物を0-1テストで選び販売して来ました。ところが、ある時(一年ほど前)肌につけ た後、どのように変化するか実験してみました。 すると驚いた事に、つけた途端にマイナス反応になってしまうのです。
つまり、容器の中に保存された状態でどんなにプラス反応でも、肌につけた途端に酸化と変質が始まるからです。
したがって、防腐剤が多少でも入った方がよいという考え方もあり ます。しかし、それは、酸化の害と防腐剤の害と、どちらがより悪く ないかという、比較の問題で、どちらも安心出来るわけではありませ ん。その上、多少の防腐剤が入ったくらいでは、容器の中での酸化は、 おさえてくれたとしても皮膚温や外気・紫外線による酸化を防ぐこと は出来ません。
0-1テストは肌につけた後のことまで考えなければいけないことを教えてくれました。
それ以来、肌につけた後も酸化せず、長く効力を保ち続ける事の出来る化粧品は作れないものかと 考え続けて来ました。
最新の細胞生理学でも肌の老化によるシミ、しわ等の原因は細胞の選択的透過性(注1)の低下による脱水現象であり、それには脂質の酸化が密接に関連していることが明らかになっています。
これまでの常識を越えた新しい化粧品理論が求められているのです。また、そのために、新しい素材と新しい作り方のノウハウが必要なの だと言うこともわかって来ました。
それも、ただ単に、皮膚表面だけのことではなく、骨や内蔵にまで連なった皮膚という循環器系の代謝を一連のものとして完結させて上 げることが大切になってきます。
(皮膚は外部の内蔵なのです。)
注1.選択性透過性 細胞膜が水や溶質などを通過させるときに、必要なものとそうでないものを、より分けて通過させる性質。
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前号で紹介しました「エッセンチア」の篠原康幸君(薬剤師です)の出現によって機が熟したとでもいうのでしょうか。主人と篠原君と私の3人で毎晩のように話し合いや0-1テストを重ねていく中で、いろんなことが分かってきました。
肌は基本的には栄養吸収器官ではなく、排泄器官なので、どんなに肌にとって必要な栄養素でも、中から食物や栄養剤として補給してあげた方がよい物と、外から補給してあげた方がよい物とをはっきり区別してあげなければいけないこと。外から出来ることは、いかに酸化をおさえ、保湿性を保ちながら循環器系を刺激してあげて、皮脂腺の新陳代謝をうながし、排毒作用を活発にしてあげることが出来るか、肌が本来あるべき姿に戻してあげることが出来るかということしかないこと。
肌に、ハリやうるおいがなくなるということは、化粧品や紫外線、洗剤等によって皮脂膜が破壊されたり皮脂腺がつまったりして、中からの分泌が悪くなったり、分泌しても皮脂膜が正常に作れなかったりすると、細胞膜の選択的透過性が失われ、肌のみずみずしさを保つ水分が抜けてしまうからです。
水分が減少すれば、皮膚のpHも下がり、皮膚に住みついている常在菌も充分活躍出来なくなり、すぐに酸化が始まります。そうなれば、ハリやうるおいどころか一番イヤなシワやシミも増えていくと言うわけです。
したがって、みずみずしさを失った皮膚にとって一番大切なことは、まずは第一に可能な限り、酸化しない皮脂膜を作ってあげることです。そのために、昔から椿油とか、オリーブ油とか酸化しにくい油が使われて来ました。しかし、これも、やはり多少は酸化するし、単品では肌に吸収されにくいし、毒素の分解もしてくれません。また、水仕事の後などワセリンをぬったりしてきました。ワセリンが一番酸化しにくいのですが、鉱物油なので、外部とのバリヤーを築くことは出来ますが、肌に同化しにくいところがあります。 |