化学農法で永くやってきた畑では、微量ミネラルが不足し、とりわけマグネシゥム、亜鉛、マンガンの欠乏が広がっています。
<マグネシゥムは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンとの間に、人の体内で重要なミネラルバランスを維持し、それは、タンパク質と炭水化物の代謝に必要で、心臓、腎臓、骨にかかわっています。この三つの臓器には、体内のマグネシウムの66パーセントを含んでおり、マグネシウムは神経系にとって、自然の精神安定剤でもあるのです。>
露地で太陽や、風や、寒暖の差などのストレスに耐え抜いて逞しく育っていく為には、ビタミンC、ビタミンE,亜鉛やマンガン、などの抗酸化ビタミンや、ミネラルが多く必要で、自然に土壌中から吸収したり、ビタミンは必要に応じて合成したりしているのだと思います。
<体内過酸化を抑える酵素で有名なSOD(スーパーオキシド・ディスムターゼ)は、亜鉛、銅、マンガンで活性化されます)>
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