もうそろそろ畑じまい
雪が積もるとハウスがつぶれるので、昨日(12/5日)テントを外してもらいました。 11月の終わり頃から、もう私は寒いので行かないのですが、男性軍はまだ頑張ってくれています。山すそにある農園は、もうとっくに深い根雪で、野菜はみな雪の下です。それなのに、まだ雪を掘って、キャベツや白菜や小松菜を収穫していると言うのです。
“寒かったらもう無理しないで止めなさい”
キャベツと小松菜はもうすぐなくなりそうですが、白菜と大根は年内はありそうです。
と私は暖かい家の中から電話して言うのですが、彼らは
「そんなに寒くないですよ!大丈夫ですよ!」
と言うのです。
乾燥が足りないかも知れない黒豆
収穫が遅くなり、ちょっと乾燥しきらないのですが、おせちに使って欲しいので、袋詰めして販売する事にしました。
ビニールに入れて出荷―漬物・越冬用大根
今年初めて漬物大根を、ビニール袋に入れて販売してみました。白菜やキャベツは以前から入れていたのですが、大根はどこでも10本ずつ結わえて裸で売るのが風習で、まほろばもなんとなくそれに従っていました。
ところが、改めて考え直してみると、お客様にとっては不便な事が多いのです。農園では毎日売れしだい抜いているので、店頭で古くなることはありませんが、それでも、一日でも風や太陽に当たれば大根の肌も土も乾いてしまいます。抜いてすぐ袋詰めにしておけば、土が乾かないので洗いやすいし、洗った後の肌もきれいです。
そのような訳で今年からビニール袋を使ってみる事にしたのです。喜んで戴けましたでしょうか?
デメリット?袋代一枚10円がかかる事です。 それと、ビニール袋を再利用して戴けない方があると、環境に負荷をかけてしまうのが心配です。この事は、まほろばのお客さまであれば、きっと再利用して戴けると言う前提の上に立った顧客サービスです。もし、今年捨ててしまった方があれば、来年は是非リサイクルしてくださいね!!
今年最後の農園便りです
皆さん最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。これから、来年の農園初めまでお休みさせて戴きます。 今年は農園が皆様に信頼されている事、愛されている事、お客様との一体感をしっかり感じさせて戴いた年でした。農園スタッフの皆さんも本当に有難う。
でも、そろそろ農作業は終えて下さいね。それから、ボランティアの石川さん、12/5日のハウスを片付ける日まで、寒いのに毎日のように来て下さって本当に有難うございます。
たまねぎの皮むき―裏ワザ―
農園と関係ありませんが・・・とれたての玉ねぎは皮がむき易いけれど、皮の所がだんだん乾燥してくると薄くなって、これがなんとむきにくいことか、忙しい時には、玉ねぎをたくさん使うお料理はパスしたりしていました。
私は目に浸みないように、ボールに水を張ってむく事にしているのですが、玉ねぎを水に浸けた途端に電話がかかって来ました。 10分後くらいにリターンしてみると、皮が柔らかくなり、なんとむき易いことでしょう!!これは大発見です。エッ!皆さんもうご存知でした? でも私のように知らない人もあるかと思って無知を公表する事にしました。役に立つ人がありますように・・・・・。
2006年12月号
→過去の記事一覧