アマゾングリーンナッツからとれるインカインチ)
近頃、体脂肪がつきにくいなど機能性や健康をうたった油も多くなってきました。
しかし、それらはみなリノール酸系のものが多いようです。
実はこのリノール酸がくせもので、一昔前は健康油の決め手とさえ言われたリノール酸の多い植物油(紅花油・コーン油・大豆油・米油・ひまわり油・ゴマ油など)も、今ではとり過ぎて、アトピーやがん、心臓病等の生活習慣病の引き金になっていることがわかってきました。
まほろばでは オーリングテスト(0-1テスト)で発見し28年前の開店当初から啓蒙してきたことです。
動物性食品の少ない方は、オレイン酸が主成分のオリーブ油を中心に、リノール酸の反対の性質を持ち、α-リノレン酸の多く含まれるインカインチオイルやえごま油(しそ油)、亜麻仁油などを取り入れるのが良いと思います。
何でもバランスよく食べている方は、しばらくインカインチオイルやえごま油(しそ油)だけにされて脂肪酸バランスがとれて来た段階で、良質のゴマ油やグレープシードオイルのようなリノール酸系の油をとり入れていかれたらよいと思います。
コレステロールの大敵と目されてきたバターですが、まほろばでは開店当初よりオーリングテストで現代人に必要と反応の出る「良質なバター」の摂取を薦めてきました。
良質なコレステロール源としての発酵バターは、ステロイドホルモンの原材料として、アトピーなどの改善にもつながりますし、カルシウムを吸収しやすくするビタミンDの原材料にもなります。
また、脳神経細胞の保護膜にもなり精神の安定にも欠かせません。
さらにコレステロールは性ホルモンの原材料でもあり不足すると生理不順や不妊、性欲減退などの原因にもなります。
近年の調査の結果ではコレステロールが低すぎると死亡率が高くなり、逆に240以上のほうが死亡率が低いという報告がなされていますし、260くらいまでなら無理に下げる必要性は全くないようです。
コレステロールが健康の敵というのは、もはや過去の話なのです。
まほろばでは、油について詳しく掲載した「油について」「油について2」の小冊子を無料で配布しております。お求めの方はこちらまで。
→過去の記事一覧