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About Mahoroba まほろばとは
 
まほろばだより−まほろば主人から−
 
 

 
  雪まだ溶けやらぬ3月、
  
  千年に一度という「東日本大震災」が起こった。

 
  この国土に刻まれた2011年の印は、
 
  日本の歴史が続く限り語り継がれることでしょう。
 
  
歴史の証人としての我々は、
 
  これをどう乗り越え、
 
  どう建て直して行けばよいか、
  
  後代の人々から問われています。

  
  まほろばは、この答えの取り組みなくして、
 
  
店の存在意義もありません。

  厳しい一年を振り返り、

  未来への確かなる足掛かりにしたいと思います。


  ここに、亡くなった御霊へご冥福と、

  被災者の方々の再起を謹んで御祈り申し上げます。

  また、多くのまほろばのお客様のご支援を、

  この場を借りて御礼申し上げます。



 

 
 

 
 震災後、早速まほろばに「災害救援ネットワーク北海道 札幌中継所」を立ち上げ、山口幸雄・由里ご夫妻と仲間による「ヤンジーチーム」に協力させて戴くことになりました。 

チームは東北被災地へ7期10回(1〜3回/1カ月)も渡り、43.000食/4ヶ月の炊き出しや道内外の支援者から送られた米や調味料、野菜、雑貨などを送り届けられた。

それに関わる「ヤンジー支援金」並びに、お客様初め各企業様の物資のお力添え、励ましのお声など頂き、ありがとうございました。計1,096,390円の全額を送金させて頂きました。

また、日本赤十字義援金には、鰍ワほろばから1,000,000円、お客様から130,231円を送金させて頂きました。
今月3,4日にお礼の炊き出しを両店の店前で行いました。

また来年、初売りの6日10時から本店店先にて、これも「東北復興支援のお礼餅つき大会」を行います
。雅楽奉納演奏もありますので、ふるってご来店くださいませ。



 
 

 

 ありがとうございます。

今日まで給水でお金を戴く事はなかったのですが、被災地にて飲料水で困窮されている方々のために「エリクサー基金」を設立しました。給水場に一文が掲げてあります。

「『お願いがあります』きれいな水が飲めない人々がいます。
あふれるほど汲める私がいます。
この幸いを少しでも、分かちあえたなら・・・・・あなたさまとまほろばが贈る「エリクサー募金」に、心をお寄せください。  

 東北関東大震災『まほろばエリクサー募金会』」現地の山間部に、エリクサー水を運び、大変歓ばれました。
計656.774円のお志ありがとうございます。
12月31日を以て、終了と致します。(使途分は、来年ご報告いたします。)


 
 
   3.11後、全国から、「エリクサーは放射能を除去出来るのか」という問い合わせが殺到しました。

 国の依頼品が最優先で報告が遅れましたが、半年後に漸く結果が出ました。直接、飯館村で採取した汚染水を浄化したエリクサー水と、セシウムが蓄積された管体内を逆流洗浄した後、濾材を取り出して分析した結果、1Bq/kg(ベクレル)以下の限界基準でND(不検出)でした。

 放射能は除去できるが、管体内に残留した汚染処理はどうするのか、という不問に付されている浄水器業界で、唯一結果を出せたエリクサーでした。
さらに、詳細な分析を進めたいと思います。

 
 
震災・原発事故のためか、本州からの道産野菜や海産物の引き合いが急激に増えました。
また関東圏の主婦層を中心に生鮮食料の注文も多くなりました。

 この傾向は決して喜べるものではありませんが、現時点でお役に立てるものであれば、貢献したいと考えております。
また全国道外から送って戴いている安全安心の野菜果物等、
道内においても需要が多く、ここに感謝申し上げます。


 
 
 

 中国長寿郷で有名な巴馬(バーマ)に、6月訪問。
森下敬一自然医学会会長が第五番目の長寿郷に認定したことで世界中から注目されています。
ことに麻を常食する習慣が長寿の秘訣でもありました。
産業用大麻の衣食住に亙っての利用栽培が求められます。
また如皋(ルーカオ)は、中国政府からの要請があった森下会長からのお誘いを受け、常磁性や周波数などの計測をするために9月に訪問。
深山幽谷の秘境でない産業工業都市でありながら、長命地域であることが珍しい。
 
 10月、北京人民大会堂において、第六世界長寿郷に認定されました。


 
   α-リノレン酸の効用を訴えて相当年月が経っていますが、その間、しそ油、亜麻仁油、インカインチオイルと変遷しながら勧めてきましたが、今年に入り、さらに高品質なグリーン・ヘンプオイルが入荷しました。
 まほろば一押しのオイルとしても今後普及に努めます。産業用大麻の栽培開発も、遠い将来を見据えて努力して行きたいと思います。

 

   「森下自然医学」の月刊誌に連載されていた「北の空から」が来春正月号で最終回を迎えました。
今回『日本人と情』を以て全てを言い尽くしたような気がします。長い間、ご愛読ありがとうございました。



 
 


 2009年11月新発売されてから改良を加え、今年8月から入荷したものは、渾身の力作で、計23種類、米・麦麹の「元合わせ4重麹味噌」で、豆に比して4倍麹の前代未聞の味噌。
全国からも引き合いが多く、大人気。来春は2tから5tに増やして製造する計画です。


 
 
    味噌の羽場さんの隣町、秋田湯沢「石孫本店」さんで、11月、まほろばオリジナル醤油の初仕込みが行われました。

斬新で画期的な内容の醤油。
詳しくは、別紙「新醤への道」連載をお読みください。
仕上がりは、2013年の春頃となります。
どうぞ気長にお待ちください。

 

 
   


   今や、64万頭にも増えたエゾシカは、50億円を越える農林業の被害額を出す害獣と化して、このまま放置出来ない状況となりました。
道内各分野においての提携を完備しつつ、この難題解決には鹿肉の消費が何よりも重要となります。
 月一度・第4火曜(4火/シカ)を『鹿の日』のサービスディーと定めて、消費拡大に努めています。
どうぞ、ご利用ご協力のほどを。
 
只今、日本国中の世論を二分しているTPP問題。
農業や経済の根底を揺るがすこの締結。

 目先の利益に目を塞がれて判断を誤れば、将来に亙って禍根を残すでしょう。
5月には、茨城大学農学部の中島紀一教授を招いての講演会を開き、TPP問題を説いて戴きました。



 
  〜TPP・日本の農業を語る〜
「『戸別所得保障制度』について」と題して農林水産省大臣官房政策課・室長の福田英明氏の講演会をまほろばで開きました。

   農水省のみならず、各省庁において、生産者・消費者を交えて、官僚と膝をつきあわせて話し合うことは、全国でも初めてのことで福田さんも感激され、これからは国民と共に歩む官僚として貢献して戴くことを期待します。


 
   3年務めた若きホープ渡邉匠君が退社して、農園の穂積豊仁君が新しき厚別店長に就任。
今までの多彩な経験を生かして全ての面で、店は今、絶好調。
彼の人徳と指導力が光っています。

   就任挨拶から…
「店の中でそっと目を閉じてみてください。
 世界中から集まる素晴らしい食材や商品のパワーと、
 それぞれの生産者達の溢れんばかりの愛を感じることが
 できると思います。

 春のやわらかく、あたたかいひざしを感じながら、
 まほろばがみなさまのこころを照らし続ける、
 希望の光となりますように」


 
 
  ●ヤンジーとアグネスによる「うさぶろう」さんのエコ服「うさと展」 が毎年、春夏秋冬(3,6,9,12月)開かれています。

 

●3月、山形鶴岡の「アルケッチャーノ」の奥田シェフの講演と夢の試食会が開かれました。
なかなか訪ねる機会がない中、みなさん大喜び。
 

●岩内町で、泊原発の環境への影響を調べるため、30年以上も海水温度を調査している斉藤武一さんによる「紙芝居おはなし会」の連続講座が開かれている(第三回目・来年春予定)






 

●1月、五日市剛さんと原大樹君の「ツキを呼ぶ魔法のジョイントショー」が行われ、世界グランプリを得た独創的なマジックを目の前にしてみな驚かされた。
  ●8月に結城幸司さん、11月にアシリ・レラさんのアイヌの語りの会を行い、民族の尊厳と伝統継承の大切さを学んだ。




●8月アラスカ、クリンギット族の語り部、ボブ・サムさんの「ワタリガラスの神話」の語りと祈りの会を開催。奈良裕之さんの伴奏で行われた。



●かねあいさん、渡邉亜紀子さん、3.2(渡邉君と斎藤君)などのライブコンサート「わおと」で、震災支援を行った。



 


●7月、福田さんのチェンバロコンサート。純正律と平均律、モーツアルトとベートンベンの違いや、震災後に起こった奇跡の話しなど、興味が尽きなかった。

  ●2月から始まった子育て
「めんこい会」は、
薬剤師のセントモニカ・七戸さんを講師に、 子育てや介護を、
連続講座で学んでいる。






 

●3,4月に興農ファーム代表・本田さんの講演会と肉加工品を語る会を開いた。
氏の深遠な自然哲学にみな感動、国内最高の肉質に納得。


 
 


●その他、山川紘矢・亜希子さんご夫妻、ウォン・ウィン・ツァンさん、木内鶴彦さんなど多くの方々がご来店されて良縁を結ばれました。

 
  改定6版目。
オーガニックなライフスタイル情報源としてはこの右に出るものはない。
山口タカさんのご努力に頭が下がる。まほろばは、「農業家、加工食品メーカー、食品卸、宅配通販、自然食品店、オーガニックレストラン」等に亙って掲載されている。また、NTTのタウンページのオーガニック総合サイトに『オーガニックiタウン』が誕生して、そこにまほろばが大きく情報発信しています。

 


 
また、ジョイソンティーの小冊子などにも、大きく紹介されました。

 
 


 8月に大通り公園で開かれた2回目の北海道有機農業関係の仲間とのイベント。
新人も加わり、連日完売の盛況と人気。まほろば自然農園の認知度も高まり、友好関係も深まった。

 
   当社専務・宮下洋子による連続健康講座がホールフーズ・スクールのタカコ・ナカムラさんの東京教室で行われている。
まほろばの食思想が道外にも知らされつつある。
   来年も引き続いて行われ、3回目の基礎クラスが、1〜3月に開かれる。また11月には、三角山放送局に自然農園社長として生出演、農園の苦労話に反響が大きかった。
また、日本保障コンサルタント協会、JWTの会、全国電磁波測定士協会、などで社長の講演会が行われた。



 
 

 6月、世界長寿郷「巴馬(パーマ)」視察旅行の帰国後翌日に、八王子の国際長寿科学研究所にて視察団一行との対談、9月には阿部一理先生との鼎談が行われました。

 いずれも10、11月号の「森下自然医学」誌に掲載されている




 



   10年来、乳化剤と増粘剤、安定剤などの無添加ソフトクリーム「ジェラード・ヴィターレ」を提供して来ましたが、今年粘性を出すための鶏卵を止め、ゼラチンと寒天で乳化安定した上にホエージャムを加えたニュー・バージョン作りに成功しました。
実に、自然な舌触りと甘味に大人気を博している。


 
   今年最後の「酉の市」の〆に、まほろばオリジナル茶、上記二点が発表販売された。
 何れもまほろば自然農園産の「雲南百薬」と畑で唐辛子と獅子唐が自然交配した「唐獅子」を、エリクサーセラミックで焙煎したもの。

   かつて世に無かった味わいと香りは格別。
農園とアイズ(セラミック会社)とまほろばとの三者コラボによる独創品である。
 来年1月の感謝デーに試飲会が開かれる。

 
   
 年末になって、振り返りますと、何も覚えていなく、
ただ3.11の大震災があったことだけが、脳裏に焼き付いています。
こうやって、一つ一つ振り返ると、色々のこと、
様々の方々とご縁を結んだことが思い知らされました。

目に見えない多くの人のご縁と、
目に見える多くの物達からエネルギーを戴きながら、
生かされていることに気付きます。

毎年毎年、こうして皆様と一緒に今を生き、未来を生きて、
この命を引き継いで行きたいと思います

今年も、お世話になりましたこと、心からお礼申し上げます。


 
 最後に、

「大苦は大楽を生じ、大災は大福と化す」を

 天からの教えとし、

 みなさまにとりましても来年も良き年となりますよう、

 お祈り申し上げます。


 どうぞ、明けて佳きお正月をお迎えくださいませ。

               まほろば主人
               2011年12月吉日                 



 
 

 
 

 

 

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