さて、いよいよ、地下、無限心庵で個人セッションを終えた後、1Fエリクサーシンクの上に色とりどりの20個ほどのクリスタルボウルを並べ、厳かに演奏が始まりました。牧野さんが奏でる、深くからだの奥を揺さぶるかのようなクリスタルボウルの音色に、皆さんゆったりとリラックスした様子。中には心地よい眠りにつく方も・・・。
実は磯田さんによると、「倍音浴」のCDを録音する際に牧野さんに依頼したことが一つだけありました。それは、不眠症の貴族のためにバッハが作曲したといわれる「ゴールドベルク変奏曲」の現代版にしてほしい、ということだったそうです。ストレス社会に生きる私たち。深く心地よい眠りを手に入れることは、とても贅沢なことかもしれません。
ちなみに私もその日の晩は、夢も覚えてないくらいぐっすり眠りました。次の日も少しゆれているような不思議なだるさを感じたのですが、それは湯あたりのように、「音あたり」をしたためらしく、よくあることだそうです。それほど、効果が身体に染み渡っているのでしょう。
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