送りは全国に3000軒もの顧客がある。
着花はハウスの中に蜂の巣箱を入れて
交配させる。
肥料は、1反当たり10万円分も投資する。
主に魚粕や混合水産質飼料と酵素や米
糠を使った堆肥やまほろばでも使ってい
るクリノゼオライトやサンカルシウムを、9月末に収穫後の枯れた残さと伴に混ぜ
て鋤き込む。
ウイルス・病原菌などの感染を恐れて、
農業指導では残さは捨てることを徹底す
るが、村井さんは福岡先生が脱穀したわ
らをそのまま田に帰すように、畑に返し
て微量栄養素を還元する。
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ハウスの間は雑草だらけ。これを鋤き込んで緑肥にする。他の農家は除草剤できれいに草がなくなっている(下)。
アカザなども生やして緑肥にして鋤く。その際、100mを10分くらいかけてゆっくり耕して行く。
充分、団粒構造を細かくして、空気の還流や養分の吸い込みを良くしてあげるのだ。
今年のことは昨年に、来年のことは今年の内に、前に前に準備する心がけと土作りが、村井さんの信念でもある。
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