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まほろばだより−トピックス−
 






 新年あけましておめでとうございます。 昨年は農園の野菜を食べていただきありがとうございました。  
昨年は私にとって悩みの一年でした。
今までの自分を見つめ直し変わらなくてはならないと思い、一年がたちましたが、まだまだ変わらなくてならないと思っています。
 私はもともとあまり物事を考えないで直感で物事を進めていく性格なので、自分を見つめ直し悪いところを直そうと思っても、実際どう直すべきか解らなかったのです。
それでも自分なりに考えて直してきましたが、なかなかすぐにとはいきませんでした。 自分を見つめ直し変わるのはとても悩み、大変なことなのだとつくづく思う一年でした。
今年は「初心」に帰る年にしたいと思います。  

 野菜作りでは「苗半作」、子育てでは「三つ子の魂100まで」と言われるように、何事も始めというのはとても大切なので、まず「初心」に帰り、始めからきっちりとした土台を作り、今年一年を過ごしていきたいと思います。
なにごとも月日がたつと慣れてしまうもので、つねに「初心」を思い出し、新鮮な気持ちで取り組んでいきたいと思います。  
 私の子も早いもので一才2ヶ月が過ぎました。とても元気に毎日歩き回ってます。お客様や社長を始め、お店のスタッフに温かく見守られすくすく育っております。ここで、お客様、社長をはじめお店のスタッフの皆様に心より感謝いたします。本当にありがとうございます。  
 これからも「初心」を忘れずに、今の自分にできることをただただ全力で精一杯取り組み、今年もお客様に新鮮でおいしい安心できる野菜をたくさんお届けしたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します




 明けましておめでとうございます。
光あふれる希望の年にしなければなりませんが、残念ながら経済の先行きが見通せぬまま明けた感があります。 経済学者の浜矩子さんはこう語っています。

「経済のグローバル化による安売り合戦が激しさを増し、モノの値段、さらにはヒトの値段についても底無しの最下位、競争をもたらし、労働者は賃金を削られ、やがて失業してゆく」と。そして作家の林望さんは安売りによる消費者の劣化を危惧し、ある週間誌は「国全体が百円ショップの様になり焦土と化す」とまで書いているそうです。


 このような消費動向にあって、まほろばのお客様は、商品を求める基本姿勢が異なるのでしょうか、多少高額でも身体に安全な本物を求め、自らその良さを体感し、他の人々にも知ってもらいたいとの思いを強くする啓蒙精神を持ち合わせていると感じます。
正しい「食」の啓蒙運動の拡がりが農業・経済の正しい方向を指し示すと私は信じます。たしかにまほろばのお客様の中には、アレルギーの為に一般店の商品では駄目で財布に無理を云って、まほろばの商品に望を託している方もおられるでしょう。 しかし、そうなった根本原因はこの国が政治を誤ったからです。

 であれば、まほろばの商品を求めることが政治の方向を正すことと同義であるとは思いませんか。
手っ取り早く西洋医学の薬を手にして間違った治療の末、苦しむという愚を避け、自ら勉強し、今の自分に、子供に合ったものを必死に捜し身体を正してゆく、これ程の啓蒙運動はないと思います。
まほろばのお客様と従業員は、世の中を正しい方向へと導く使命ありと自負しようではありませんか。
 不況風に立ち向かって希望を抱き前進したいと思いますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。






 新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より厚く御礼申し上げます。
今年もお客様から愛され、必要とされる店を目指して、従業員一丸となって一日一日を大切に全力投球していく所存ですので、一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。今年も皆様方にとって良い年になりますようご祈念申し上げます。
  今年は真の百姓として自覚を持ち、農園スタッフそれぞれ個性を十二分に発揮して、活かし合い、助け合い、励まし合い、これぞまほろば農園の野菜というものをお客様の元へお届けしたいと思います。
そしてその野菜がお客様の健康にお役に立てれば大幸であります。
朝の太陽の光は本当にやわらかく暖かい。
今日も生かして頂いてありがとうございます。                



                               


 新年明けましておめでとうございます。 いつも、[まほろば]をご利用いただき誠にありがとうございます。 私は昨年三月から、まほろば農園で働かせていただいております。  
十五年前に初めて北海道へ来た時の感動は今でもよく覚えております。 新千歳空港からニセコへ向かうバスの中で眺めた雪景色は鳥肌が立つほど美し く、東京へ帰ってからも『いつか北海道で生きたい』と強く思うようになっていました。

 それから春、夏、秋、冬それぞれの北海道に何度か足を運ぶうちに有機農業や自給自足の素晴らしさを知り『農』に携わる仕事を求めていました。
六年前にやっと札幌へ住所を移すことが出来ましたが、仕事は少なく、住宅建材の営業や日雇い労働をしていました。
生活を楽にするためにと、お金を求めれば求めるほど『何のために北海道へ来たのか?』と落胆する日が続いていました。  
 そんな或る日、偶然[まほろば]にフラッと立ち寄り、手にした野菜を食べた時、今まで止まっていた歯車が突然動き出したような気が致します。
すぐに番号を調べて電話をかけ『面接だけでもして下さい。』と強引に御願いをしていました。
今思えば、十五年前から何か不思議な力で『まほろば』に、ひきよせられていた様な気が致します。  

 小国寡民の旗の下、種を自家採取し、露地栽培により生命力を高め、農薬や化学肥料に頼らず、作物本来の力を0−1テストで引き出すという素晴らしい農法を私が学ばせていただけるのは[まほろば]の道を切り開いてこられた諸先輩方はもちろんのこと、いつも[まほろば]を支持してくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。  

  私は、まだまだかけ出しで『野菜を育てている』どころか『野菜に育ててもらっている』のが実状ですので、今年は、更に更に努力をして、時には土になり、水になり、野菜そのものになって、少しでも作物の声を聞きとれるようになりたいと思っております。
今時期から雪解けが待ち遠しくて仕方ありません。 
農園の春は新緑が眩しく、沢山の野鳥が飛んできます。
キセキレイやセグロセキレイはもちろんキビタキやオオルリまでやってきます。 
キツネやエゾリスは常連ですし、野鼠や蛙、様々な昆虫、数え切れない土中の微生物。 命が溢れています。 
この命の大合唱をまほろば野菜を通して皆様にお伝えできるのは、この上ない幸せです。本年もどうぞよろしく御願い致します。  
ありがとうございました。     


   

 
 

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