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まほろばだより−トピックス−
 

 





   9月11日晴れ、33度。
京都は宮津、日本海に面した丹後半島の中程に在る飯尾醸造の棚田を目指しバスが進む。  

若狭湾の「天橋立」を右手に見ながら途中には「元伊勢神社」を左手に、ゆっくり観光したい気持ちを抑えながらも駅から車に揺られ、
どんどん標高450m山の中へ。  


   京都府の予算の関係で途中からは道路整備が進まず、車がようやく1台が通れる位の険しい道。
山の斜面に幾重にも棚田が広がる。  



 


 宮崎駿の「となりのトトロ」に出てきそうな鎮守の森がそこに在った。
宮津駅から約30分の上世屋地区。
以前は300人程の村民が、今は 24人まで過疎・高齢化が進み、昨今話題の限界集落になっている。
 
 

 飯尾醸造と表現するより「富士酢」と表現した方が皆さんには分かり易いかもしれません。マスコミにも数多く掲載され、自然食業界では当たり前のように取扱されており、まほろばでもお馴染みのメーカーではあります。  
 
  開店当初から0‐1テストで生命力の強さは群を抜き、一度は見学したいと思っていました。
今回自然食業界の衰退を危惧する業界団体「21世紀を担う会」による勉強会がありました。その見学場所が飯尾醸造さんだったので、良い機会と思い本店の小原と参加して来ました。

   
  当日は飯尾毅社長と、昨年の暮れの大売出しでデモ販売して頂いた秋山俊朗さんに、現地案内をして頂きました。


 
   原料に無農薬米を使用しているのは以前から知っていましたが、その取り組みが昭和39年から始まっている事に驚きました。

 しかし何故作業効率の悪いこの山間地なのかとの疑問に対し、戻って来た答えは、生活排水および他からの農薬の影響を受けない場所が、結果的に人里離れた棚田だったこと。
さらに過疎・高齢化・減反で苦しむ農業を守りたいという強烈な思い。

 

 そして日本の食糧自給率を少しでも高めたいという志に基づいて、平成15年より耕作放棄地を借り受け、現在は自社農園として6反の面積を社員2人が管理し耕作しているとのことでした。
 
 

 6反と聞いて北海道の元農家としては面積的には少ないと思いましたが、水田の枚数を聞いて驚嘆しました。
なんと水田の枚数が30枚。
1枚の面積が狭いため機械化出来ず全て手作業となり、コスト面だけを考えるとまったく割に合わない農業になります。

  北海道の場合、基盤整備されている場所ですと水田1枚が4反〜5反ですから如何に作業効率が悪く、如何に大変かが良く分かると思います。  

 ビニールマルチ農法・液体マルチ農法・再生紙直播マルチ農法・手植え再生紙マルチ農法と試行錯誤しながら農家と研究を重ねているため、話を聞いていてもお酢屋さんと話をしている感覚ではなく、有機農業の先駆者を思わせる程でした。

   私も実際まほろばに入社する前は無農薬でお米を作っていた経験があり、草取りの苦労は経験した人以外には分かり得ないものがあります。
話を聞いていても今迄の苦労が良く分かりました。

 

 
 

 お客さまはもちろん、取引先や農家の方々、みんながハッピーになれるようなお酢づくりをしていきたい…。
棚田を守っていくのは大変なことですが、それによって自然も守られるわけです。お酢を造って終わり、ではないと語ります。
 

 
 関係する全ての人が「これからも飯尾醸造と接していきたい」と思える会社。農業を守り、地域を守るために会社があるという飯尾醸造の経営姿勢には頭が下がりました。

 この地区の美しい里山風景を維持し、また活性化していくことを目的とし、2003年、飯尾社長は、地元の農家や都会の人たちに米作り・野菜作りを指導する「遊農塾」、さらに里山の研究者など里山を愛する団体・個人とともに「里山ネットワーク世屋」を立ち上げ、理事長に就任。
放棄される水田の管理委託を受けるほか、都市住民と農業交流をする受け皿となり、田植え、草取り、収穫の作業に多くの人々が参加するようになっています。       

 今年の田植えには、自社の社員総出と 人のボランティアスタッフが参加し、人的ネットワークが出来上がりつつあるようです。

   稲刈りも手刈りで、昔ながらの“はさがけ”のための木が組まれていました。
稲刈りは9月の下旬、遠くは東京から参加するボランティアの人も多いとか。



 
 

 現在はNPO法人の認可を受け、環境省より「里地里山保全再生モデル事業地域」に指定され、2007年、自然環境功労者環境大臣表彰を受賞している。
NPOの中核である飯尾醸造の地域貢献に対する社会的評価も当然高まり(社)地域経済総合研究所主催の「ちいき経済大賞」の「エコロジー賞」も受賞しています。

その他 多数受賞(以下)
2004 里地里山 選(読売新聞)
2004 里地里山保全再生モデル地域 (環境省)
2005 ヒューマン風車賞(オムロン)
2009 にほんの里100選(朝日新聞)
2009 京都府景観資産(京都府)  
2010 京都府文化財文化的景観 (京都府)



 
 

 契約農家の水田は反対斜面にあり、棚田を眼下にしたその先には、先ほどの若狭湾が遠くに広がります。
この絶景は宮津の地元住民にも余り知られていない秘境とのことです。  

 ただ農家の人達にとっては過酷な条件で、以前は1500枚の棚田が、基盤整備のお陰で150枚になり、ようやく機械化が出来るようになったため飯尾醸造が特殊な田植え機2台を購入し(再生紙マルチ農法が出来る田植え機で普通の機械の価格は約2倍)契約農家 軒に無償で貸し出し、更に紙マルチ代や農協手数料まで負担し、原料米の仕入れ価格は 60kg当たり3万2千208円と高く買い上げています。  

 自社農園の価格は、と尋ねると6万円〜7万円位とのこと。
「日本で一番高い原料を使用している製造メーカーは、千葉県の寺田本家さんです」と。
ここで寺田本家さんの話が出てくるとは思いませんでしたが、「二番が飯尾醸造です」と自信を持って話されていたのが印象的です。何年か前に寺田本家さんも視察させて頂いていたので、これで一番と二番を視察させて頂たいたことになり、共に物作りへの妥協しない姿勢は変わらず、まほろば農園と相通じるものを感じました。  

  一般メーカーが如何にコストを下げ、如何に利益を出そうかと机の上で考えているのとは対照的で、品質の良さ、エネルギーの強さの本質を理解できた一瞬でした。

 

 


 
 
   棚田を後にし、向かうは飯尾醸造さんの会社。
若狭湾の中程に在る小さな半島の海沿いに創業117年の蔵があります。
天然醸造の蔵と言えば杉樽と思いきや、全てステンレス。

 
  話を聞いてみると昔は杉樽だったが、醤油や味噌と違い塩を使用しないため木が腐食し、朝来てみると酢が床一面に出てしまうことがあり、やむをえずステンレスに変えたとのこと、但し材質は最高級の316L。
さすがこだわっていると感心したのは、まほろぼの浄水器「エリクサーU」の材質と同じだったからです。

蔵の中には6,500リットル以上の発酵タンクが23本。
タンクだけでも高そう…。
酒蔵も含めると120本ほどのタンクがあるとのこと。

 
   ここで食酢の定義と種類を教えて頂きました。
米酢1リットルをつくるには最低120gのお米が必要ですが、JAS規格では40g以上としか規定していません。
 

 
 コスト高というだけで政府が伝統製法をないがしろにして醸造アルコールの使用を認めており、コスト優先の規格が存在しているのです。
純米富士酢はなんと200g。
富士酢プレミアムに至っては320gも使用することで、その旨み・甘みが十分に引き出されて香りが劇的に変化したそうです。
酸味が穏やかになったことから、これまで酸味によって隠されていた淡い味わいを引き出すことに成功しています。  
食酢の製法には2種類に大別されています。

@全面発酵法
生産量の多い食酢のメーカーが採用しているアルコール添加の速醸法であり、1日で発酵が完了する。
発酵タンクに人工的に空気を吹き込み、激しく攪拌しながら発酵を促進させる低コストの製造方法である。


A静置発酵法(表面発酵法):
本来の香りが保持でき、また天然アミノ酸、有機酸の成分が増加する。しかし、仕掛り期間が長いため効率が悪く、当然コスト高となるためこの製法を守っているメーカーは少数である。  

 
 食味テストでも魚沼のコシヒカリと比べても負けないくらいおいしいお米を、他のお米が混入するのを防ぐために自社保管し、更に自社精米します。 お酢をつくるには、先にお酒をつくります。
お酒も自社で麹をつくり1ヶ月半。その後、お酒に酢酸菌膜を浮かべると、お酒に含まれるアルコールが酢酸菌によって酢に変わっていきます。

 静置発酵法で3〜4ヶ月自然発酵、その後さらに1年熟成させてようやく製品化。全工程で1年6ヶ月以上。
大手メーカーは全面発酵法で全工程45日〜50日程度。
大手メーカーと比較すると原料で7〜8倍、製造工程で10倍以上、価格は2倍弱、非常に良心的に努力されていると感じます。

 
   蔵見学の後、「食の安全と私たちの酢造り」と題した飯尾社長の講話と、酢の試飲をさせていただきました。 

 食酢以外にも食酢ベースの機能性食品の開発も手掛けており、特に「紅芋酢」は活性酸素の働きを抑える力(抗酸化力)が現在では一般の黒酢の100倍で、アントシアニンを豊富に含んでおり、小規模臨床試験では動脈硬化指数を27%降下させ善玉コレスロールを34%上昇させるデーターが出ています。

「富士玄米黒酢」はアミノ酸含有量が、市販の玄米黒酢の中ではトップクラスの100g中1000mg と高品質でアミノ酸含有量を100g当たりの単価で比較するとむしろ割安な計算になります。  
伝統製法と米作りの有機的結合、そして新たな商品開発。
利益追求を追い続ける資本主義経済の企業とは対極にありながら、採算度外視のこだわりを守り続ける飯尾醸造に学ぶべきことは多く、今後に大きく期待したいと思います。

 
 


 
 

 今回の視察を終え、0-1テストでの反応の強さの理由は、原料の良さだけではなく、目に見えない所までのこだわりや思いが、商品の持つエネルギーの強さに成っていることを改めて感じました。

私たち小売店が、商品を通しその奥にある情報をお客様に伝えていく役割の重要性を再認識させて頂きました。

「日本一の酢を作りたい   
  その名を富士酢に命名したゆらいです。   
  それから100年余り、私は四代目になります。    
  小さなお酢屋でいい、自分の良心に照らして恥じないお酢を造りたい。  
  これまでも、これからも、 自分の納得するお酢だけをお届します。」

 
                飯尾醸造 四代目当主 飯尾 毅  

 普段は営業やデモ販売には出ないそうですが、飯尾さんの思いをまほろばのお客様に是非伝えていただきたく、年末の大売出しに再度来て下さるようお願いをし、この地を後にしました。

飯尾醸造さんの商品を買うと棚田が守られ、環境にもやさしく、地域経済が発展していきます。今まで手にしたことの無い方は、是非一度試してみてください。日本の新しい未来が見えてくるような気がしますよ。


(追伸)  
なんと「富士酢プレミアム」を使用したお寿司屋さんが札幌に在ります。すしネタは天然物しか扱わず、調味料も井上醤油、オーサワジャパンの麦味噌・一本漬たくあんなどこだわっています。
お米は無農薬。野菜ももちろん安心できる物を使用しています。
本物を目指すと体と心が喜ぶものになっていくのでしょうね。
一度足を運んでみては如何ですか。   
                  

 

 

 





 
 

 
   標高約500m付近から棚田があり、雨水を利用し山の上から下へ3本の河川により稲作が行われています。社員が常時二人、6〜7反の畑のみ管理を行っていますが、田植えや刈り取り時期には従業員総出と契約農家さんやボランティアの方々で作業します。  
   飯尾醸造の酢には「こしひかり」8割、「五百万石」2割が使用されます。この「五百万石」というお米は食べても美味しくはなく麹を造るだけのもの。農協でも二束三文での買取りにしかならないそうです。
飯尾醸造では五百万石を栽培してくれている契約農家さんのお米の買取り単価を上げ、こしひかりを栽培してくれている契約農家さんとのバランスをとるようにしているそうです。  

 
   
   
  仕事の仕方は3つの考え方があるそうで、一つは効率が良く働きやすい方法を従業員が実践し、契約農家さんなどに提案する、協力や一体感を大切にする考え方。  

二つ目はイベントと言い、
田植えや稲刈りをしたい方を日本全国に募集し、交通費や宿泊費は実費ですが、お昼とおやつを支給して農業の大変さも実感してもらいながら作業効率も上がり、一般の方々との交流を深める考え方。
昨年は約90名参加があり今年もすでに30名が参加予定で学生、NPO、現役を引退したら畑仕事をしたいという希望の方や取材に来た新聞記者など幅は広いようです。  

三つ目は社員教育です。
飯尾醸造では稲作からお酢作りまで社員が全部の工程に参加することで仕事の重要性を個々に理解させスキルアップを常に図る社員教育を重視していました。昭和 年から無農薬米で酢を作り、山裾では農薬の混じった水が上から流れてくるのでより高い所での稲作を考えた結果、今の棚田になったそうです。  

 

 環境への配慮も考えており、悪影響の無いよう数カ月後には土に換わり肥料になる、再生紙を利用した種まき。
紙の中央に種が付着し黒い再生紙でできているので日光がより吸収できるため、稲の生長も著しく、畑全体が黒い紙で覆われているので雑草も生えてこないことで有効とのこと。

 
   しかし高額でコストの面や、スズメに種が見つかり食べられてしまうなどデメリットもあります。
畑は大小あり、形も様々なので機械で作業できない畑は人手による作業になります。
ヤシの殻を利用したヤシガラ活性炭とデンプンを組み合わせた黒い液体が雑草の抑制効果に有効ですが、液体なので雨が降ると黒色が薄まり効果がなく流れてしまうので何度も撒く必要があり、効率の悪さがあるそうです。  

 少しでも完璧な作業方法になるよう日々考えながら畑の管理に努めているそうです。

 
   契約農家、従業員が総出によるその年の新米のみで酢の製造。  
JAS規格では酢製造に必要なお米の量は1リットルで40gの規定がありますが、飯尾醸造では1リットルで200gを使用。
プレミアムの酢に関しては1リットル当たり360gものお米を使用しています。
 酢は原料の醪作りから始まり、精米をして蒸したお米に麹菌を付着させ麹を作ります。その後、麹、蒸米、水に酒母(アルコールを作る原料)を混ぜ、よく空気に触れさせかき混ぜながら約 日間昼夜を問わずよく発酵させます。そして酢酸発酵(アルコールから酢に変化すること)させます。
   
  この時アルコールから酢に変化させるための酢酸菌膜という膜を浮かべると3日から5日で菌が樽表面に広がります。
これはすでに発酵中の別樽の表面に浮いている膜から取り分けます。  

その後、静置発酵(自然に酢に変化するよう見守る期間)が 80日〜120日間あります。アルコールの比重は水よりも軽いですが、酢は水よりも比重が重たいため発酵すると樽の下の方へ溜まっていきます。
樽の内部は底の3分の1が酢(種酢)で、上部の3分の2がアルコールになり、夏場は昼と夜の温度差が少ないため樽内部ではゆっくりと混ざりますが、冬場は昼と夜の温度差が大きいため対流速度が速くなり、この差が美味しい酢を作ります。
こうしてゆっくりアルコールから酢に変化していきます。  
発酵が終了すると今度は240日〜300日間熟成させます。
何度も樽から樽へ移し、空気に触れさせながら熟成させ、約1年1ヶ月から1年半をかけ、ようやく製品となります。

 
 

 京都は最高気温を連日更新していたので覚悟をきめての訪問になりました。訪問日の気温は35度ほどで、北海道ではなかなかない温度ですが我慢するほどではありませんでした。  

 電車の中から見える風景は瓦屋根の昔作りの家が多く、北海道を離れた気分になりました。
現代住宅も多くありますが、屋根は瓦でちょっとミスマッチなところもあり、中でも驚いたのが瓦屋根にソーラーシステムを設置している家があって風情を残しているのですが近代的で複雑に思いました。  

 竹林も初めて見ましたので、思わずカメラに収めました。
今までに見てきた自分の背丈ぐらいの竹とは全然違い、高さや太さもこんなになるのかと迫力もあり驚きました。  
宮津駅で飯尾醸造の飯尾社長と秋山さんが私達をお出迎えしてくださり最初に棚田に向ったのですが、宮津市についての観光案内もしていただき道中とても楽しく過ごせました。  

 今回、各目的地に向かう道は海岸線を走ることが多く、常に見えているのが日本三景の一つの天橋立がありました。
「もしかしたら行けるのかな・・・」と、少し期待していたのですが、
残念ながら予定にはありませんでした。
その代わり行った気分になるくらい説明は受けました(笑)。
飯尾社長と秋山さんありがとうございました。

 できれば実際にお酢作りの作業を見てみたかったです。  
畑は大きかったり小さかったり、形も一般的なほぼ四角のものや、中には丸い畑もあり、端の部分は機械で作業できず、田植えや雑草取り、害虫駆除、稲刈りなどすべての管理が人力に頼らなければならない大変さが、見学をさせていただき改めて感じました。  
野生のイノシシが大変多くて畑を荒らす悩みや害虫駆除で「合鴨農法は?」との質問の回答は「テンやイタチに鴨が食べられてしまう」と、米を守る以前に鴨を守る対策をしなければならず、「予算的にも合わないんですよ」と教えてくれました。  

 今年は猛暑のためお米の胴割が心配とのことで、訪問した一週間後から稲刈りを始めるそうで、本当は準備等で忙しいと思うのですが、とても良く対応していただき感謝しています。  

   蔵ではその苦労してできたお酢の試飲をさせていただきました。
中でも飯尾社長一押しの「紅芋酢」。
社長自ら毎日5ml の紅芋酢を7〜8倍に薄め毎日飲んだところ9ヶ月で内臓脂肪率が30%も減少して悪玉コレステロールも減少させ、善玉コルステロールが増えたそうで、何の効果があったのかは現在調査中とのことです。  
 
 酢の飲み比べも人生初めてで、次から次にいろいろな酢がでてきましたが、中でも美味しかったのが「ピクル酢」です。
私自身ピクルスは苦手ですがピクルスの印象は無く、結構甘味がありおススメです。「いちじく酢」は製造が中止されるようですので、お早めにどうぞ。味の印象は塩分が少し多めかなと感じましたが、濃厚で美味しかったです。  

飯尾醸造さんでは田植えや稲刈りなどをイベントとして、一般の方を毎年募集しているそうです。昨年は 名ほど全国から集まったそうで旅費は実費ですが、お昼ご飯とおやつはつくそうです。  

 飯尾社長と秋山さんに質問をすると答え方はいつも「大変だけど楽しんでやっていますよ」と受け取れる回答の姿勢が大変印象に残りました。
稲作から蔵でのお酢作りまで本当によく理解していて、質問事項には分かりやすく親切に教えてくれました。  

 常にいろいろなことに目を向け興味を持ちお客様の対応を考えなければならないと思い帰宅の途につきました。

 
 

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